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2012/03/12

ITアーキテクトのひとりごと 第44回 「アーカイブ、クラウド、大事なデータを守るのは結局は自己責任に尽きる」

JDSF -

アーカイブ。この意味を深く考えてみる。
一定の歴史的評価、社会的評価を経た絵画、彫刻、文書等をできることなら未来永劫引き継いで残していこうという活動は多くの人の賛同を得ている。だからこそ、政府、非政府、民間の各種組織で(まだ不足しているかも知れないが)膨大な費用がそこに投じられている。

現代では、サイエンスの領域でも膨大なデータの蓄積が行われ、未来に備えてアーカイブが行われている。これらデータの収集には膨大な費用を 要する。美術品の制作に大金持ちのスポンサーが出したであろう金額の10倍、100倍の費用を要していると思われるが、その活用に備えたアーカイブと利用 システムにも膨大な費用を要する。それらの費用に見合う活用が出来ているのかを評価するのも難しい。投下された費用は膨大だ。

絵画、彫刻等では一定の歴史的評価を経たものが保存されているが、不幸にも、そのような評価を受けないもの、評価に値しないとされたもの は、ただただ朽ちていくだけだ。サイエンスの領域では、どんな科学的な探索をするのか、データ収集の前に、一定の評価を経ないといけない。膨大な費用が予 想されるからだ。
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http://www.jdsf.gr.jp/backup/mail/it44.html

JEITAテープストレージ専門委員会コラム「ファイルベース・ワークフローにおけるLTO」〜放送映像産業における課題とその対応〜

JDSF -
放送映像産業では、従来のビデオテープを中心にしたワークフローから、ファイルベース・ワークフローへの変革が急速に進みつつあります。この変革に はいくつかの要因がありますが、ファイルを扱うことのできる業務用機器の普及や、旧来のビデオ機器の保守期限が迫ってきたことなどが大きく影響していま す。
しかしながら、映像をファイル化して業務ワークフローで扱っていく際に、いくつかの課題があることがわかっています。本コラムでは典型的な3つの課題について簡単に説明し、LTOを用いた対応策をご紹介します。

ファイルによる番組交換・素材転送における課題
放送業務等で使用されるビデオファイルは、ビットレート50MbpsのMPEG2で記録した場合で1時間当たり約27GBと、 非常に大きなものになります。この大きなファイルを、社内や企業間で通信回線を用いて転送すると、帯域を確保するための回線のコストがかさんでしまう、と いう課題があります。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/JEITA/2012/jeita03.html

クラウド視点で考えるバックアップの現実解

キーマンズネット -
クラウドバックアップサービスが欧米で普及し始めた。かつては中小企業向けの選択肢として考えられていたが、今では一部の大企業も利用し始めているという。では日本ではどうか。
データストレージ市場の発展やユーザ/会員への啓蒙などを目的として様々な活動を展開しているジャパンデータストレージフォーラムのデータ・マネジメント・ソリューション部会メンバーに現在の動向と将来の展望をお伺いした。
立ちはだかる様々な課題

Question-
ジャパンデータストレージフォーラム(JDSF)では、Storage Magazine誌の翻訳記事をメールマガジンで配信したり、Webサイトに公開したりするなどして、クラウドバックアップサービス(以下、クラウドバッ クアップ)の可能性や将来性を提示しています。日本におけるクラウドバックアップの現在の動向をお聞かせ下さい。

Answer -
【池田】JDSFのデータ・マネジメント・ソリューション部会は、データ保護やバックアップなどをテーマに部会を開いて国内の現状や課題を議論しています。クラウドバックアップについても議論していますが、Storage Magazine誌で紹介されているような先進的な事例は、日本ではまだ少ないのが現状です。課題もいろいろあります。
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http://www.keyman.or.jp/at/server/backup/30004506/

パフォーマンスが低い?それは多分アプリのせい、ストレージじゃない

JDSF -
アプリケーションがどうにもうまく動かないとき、まっ先に目を向けられるのがストレージだ。しかし、多分我々はアプリケーションそのものを、違った観点から見なければならないのだ。

先日開かれたIBMカンファレンスで、私はパネルディスカッションに参加したが、私に投げかけられた質問のひとつは、私がずーっと聞かれている質問のように思えた。
「私の会社のアプリケーションのパフォーマンスを上げるためには、ストレージ基盤に対して何をすればよいのでしょうか?」

アプリケーションのパフォーマンスが悪いと、みんなすぐストレージ基盤を犯人にしたがるようだ。EMCが長年しこたまお金をかけて、ストレージこそ情報が棲む場所、というイメージを刷り込んできたのだから、そう考えるのも無理はない。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201203_2.html

新しいテープ技術

JDSF -
テープ技術とアプリケーションの新たな技術革新は、この尊敬すべき且つ今でも極めて有用なストレージメディアに新しい生命を吹き込んだ。

あなたは、テープは過去のもの、と思っているかも知れない。確かに、いくつかのディスク・ベンダーは、そうであって欲しいと願っていること だろう。しかし、実のところテープは、容量や速度など最も基本的な仕様における着実な進歩に加え、テープを新しいアプリケーションの分野に進出させるよう な新技術が登場し、近頃、大変元気が良いのだ。

磁気テープの基本的な使い方と価値提案は、過去50年を超える期間、それほど変わっていない。テープは、バックアップ&リカバリ (B/R)、遠隔地保管、これらの延長として、災害復旧(DR)の主要メディアとしての地位を保ってきた。これまでも何回か繰り返されてきた主張とは逆 に、テープは長期間のデータ保存にとって現在でも最も安価な手段を提供している。... 続きを読む
http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201203.html

2012/01/12

ITアーキテクトのひとりごと- 第42回 「3.11東日本大震災が加速するクラウド」

JDSF -
今年の最大の話題は「3.11東日本大震災」だ。個人的には2回目の大地震だが、3回目が近々あるかもしれないので、備えを再点検しておく。個人的 にできること、町内会でできること、自治体でできること、国でできること、たくさんやるべき事があるだろうが、それらが明確でなかったことが露見した。個 人的には「諦めるべきところは諦める」というのが肝心だ。
 ディザスタなんて起こって欲しくないことだから、考えたくない、というのは間違いであることが今さらながら再認識されたとは思 うが、自分の利害に関連することでも、考えたくない派としっかりと考えていた派がいたようだ。考えたくない派もどこまで改心して考えるかは不明だが、たぶん、ほとんどの人は(今はまだ)気にはとめているが、忘れつつあるというところだ。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/mail/it42.html

2012/01/11

ストレージを占拠せよ!

JDSF -

データ・ストレージの技術は日々改良されているにもかかわらず、ストレージ・ベンダーは相変わらず古いトリックにしがみついてるだけのように見える。

ストレージマガジンの2011年最終号で、私の最初のコラムが出版されるというのは、何か変な感じがする。この11ヶ月、沢山 のインクが紙に刷られた(いや、沢山のピクセルがスクリーン上に映された、と言うべきか)。今日のデータ・ストレージ製品とその使い方に関する、価値やメ リット、制限事項や付随する課題、これらについて様々な調査結果や理論、そして意見がこの雑誌に掲載されてきた。この状況の中で、現在進行中の議論に参戦 して本当に価値のある意見を言って本誌に貢献する、というのはかなりハードルが高い。

もうひとつ困惑しているのが、私が今マサチューセッツ州Newtonという町のホテルの一室でこのコラムを書いている、という事実だ。... 続きを読む 

http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201201_2.html

2012年「ホット」なストレージ技術

JDSF -

これから紹介する6つのストレージの最先端技術は、これから開花の時期を迎える。これらの技術によってデータセンターは様変わりするだろう。

どんなことがストレージを「ホット」にするのだろうか?小誌では、あなたの会社のデータをより速くし、良くし、より効率的な処 理にするものは、すべて「ホット」と呼ぶに相応しいと考える。と同時に、「ホット」は頭の痛い問題への新しいアプローチをも意味する。要するに、「ホッ ト」とは次の質問への答えになっていなければならないのだ。「人類を月に送ったのに、なんでこんな事ができない…?」

我々は、大量のデータを楽々と保存し、電光石火のスピードで動き、テープやサーバーのディスクのような古い資産を新しいものに変身させ、エンタープライズ・データ・センターの手の届くところにクラウドを置く、6つの技術を探し出した。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201201.html

JEITAテープストレージ専門委員会コラム「コンピュータ用テープによるデジタルデータの長期保存のすすめ」

JDSF -
−日本写真学会主催 写真アーカイブセミナーでの講演より−
デジタルデータの歴史はデジタルコンピュータの歴史と言っても過言ではない。そのデジタルコンピュータと共に記録メディアとして共に進歩を続けてき た磁気テープは大容量で長期保存に適したメディアとして現在も広く使われている。今回のコラムでは、先日11月1日から2日間開催された日本写真学会主催、写真アーカイブセミナーでの講演内容を紹介する。

歴史的に価値のある写真から、家族とのスナップショット、それぞれの価値の基準は様々だが大切な写真をできるだけそのままの状 態で将来まで残したいという気持ちは誰にでもあるものである。現在は銀塩写真からデジカメに、フィルムからビデオテープさらには半導体に記録するところ まで進んだ画像のデジタル保存だが、進む高解像化、手軽にコストを気にせずに撮影することができる環境などの背景から、際限なく拡大するファイル数とその 容量、これをどうやって長期に保存していくのかはあまり悠長に構えていられない大きな課題であろう。... 続きを読む 

http://www.jdsf.gr.jp/backup/JEITA/2011/jeita12.html

2011/12/15

「ファッションモデル富永愛が口にするハードディスクの供給不足」

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恋塚正隆の連載コラム
タイの洪水の影響でハードディスクの供給に影響が出ていると日曜日の午前11時台のJ-WAVEのニュースが報じている。車ではいつもJ-WAVE を聞いているが、このチャンネルでこんな話を聞くとは思わなかった。しかも喋っているのはファッションモデル&DJの富永愛だ。喋っている本人も何やら怪 訝そうな雰囲気なので理解しているかどうか怪しい。彼女がニュースで伝えるほど、私が知らない間に世の中ではそんな一大事になっていたとは。どこの誰がこ のFM ニュースでこのネタを流そうなんて考えたのだろう。しかも、ニュースとしてはちょっと遅れているんだけどね。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/mail/it41.html

2011/12/12

スケールアウト・システムを本当に必要としているのは誰か?: Storage Magazine 2011年10月号より

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一昔前までは、伝統的な紙ベースで業務を行ってきた会社は、今やデジタルデータの波に呑み込まれつつある。スケールアウトNASは、アプリケーションに高いパフォーマンスを提供してくれる。

あなたは、これまであなたの会社のIT部門に、スケールアウト・システムが必要となるなどとは考えていなかったかも知れない。 スケールアウト・システムは当初、高速操作のために非常に大きな帯域幅を必要とするような、巨大なファイルを扱っている特定の業種で使われ始めた。しかし 今日、スケールアウト・システムは様々な環境に対して広範囲の影響力を及ぼすようになってきている。

例えば、一昔前まで伝統的な紙またはマイクロフィルムをベースとした運用を行って来た、主要産業のいくつかの業種では、デジタ ルデータの保存量が紙やマイクロフィルムの量を上回ってきたことに気付き始めている。これらの業種は、スケールアウトNASベンダーにとって、高いパ フォーマンスでアプリケーションをサポートできる、魅力的な垂直方向の市場だ。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201112_2.html

NASシステム購入ガイド-Storage Magazine 2011年11月号より

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巨大データへの対処や、あふれかえるデータの整理を行う際、技術革新や広範な製品群を持つNASは、魅力的な選択肢と考えられるようになった。

非構造化データの幾何学級数的な増加は、ファイル・ストレージの伸びとNAS導入に拍車を掛けてきた。マサチューセッツ州ミル フォードに本社を置くEnterprise Strategy Group(ESG)の調査によると、ユーザーの5分の1が、NAS容量が1年間で50%以上増加したと回答し、NASを導入している企業の54%が、自 社のストレージ容量が少なくとも年間20%のスピードで増加している、と語っている。ほとんどの企業が、サーバー上でのファイル共有よりもNASストレー ジを選んでいるが、その理由として、NASの信頼性、パフォーマンス、拡張性、ストレージ管理の容易さの他に、レプリケーション、スナップショット、シ ン・プロビジョニング、効率的クローニング、などの機能があげられる。フロント・エンドのブロック型ストレージとしても、一個の完結したストレージ・シス テムとしても使う事の出来るNASシステムは、今や極めて小さな会社から大企業にいたるまで、広範な層に使われている。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/stm/201112.html

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