2012/03/12

JEITAテープストレージ専門委員会コラム「ファイルベース・ワークフローにおけるLTO」〜放送映像産業における課題とその対応〜

JDSF -
放送映像産業では、従来のビデオテープを中心にしたワークフローから、ファイルベース・ワークフローへの変革が急速に進みつつあります。この変革に はいくつかの要因がありますが、ファイルを扱うことのできる業務用機器の普及や、旧来のビデオ機器の保守期限が迫ってきたことなどが大きく影響していま す。
しかしながら、映像をファイル化して業務ワークフローで扱っていく際に、いくつかの課題があることがわかっています。本コラムでは典型的な3つの課題について簡単に説明し、LTOを用いた対応策をご紹介します。

ファイルによる番組交換・素材転送における課題
放送業務等で使用されるビデオファイルは、ビットレート50MbpsのMPEG2で記録した場合で1時間当たり約27GBと、 非常に大きなものになります。この大きなファイルを、社内や企業間で通信回線を用いて転送すると、帯域を確保するための回線のコストがかさんでしまう、と いう課題があります。... 続きを読む

http://www.jdsf.gr.jp/backup/JEITA/2012/jeita03.html

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