Computerworld -
Computerworld主催のイベント「Virtualization World 2012」が2月23日、東京国際フォーラムで行われた。「仮想化」をテーマとしたこのイベントでは、ベンダーの提供する仮想化テクノロジーや製品、戦略はもちろん、活用事例や導入成功の秘訣、また同技術の課題まで、幅広い内容を扱ったイベントとなった。
仮想化導入でサーバ台数を70%削減
――JTの導入事例
Virtualization World 2012の基調講演に登壇したのは、日本たばこ産業(JT)IT部 部長の引地久之氏。JTでは仮想化技術を活用したIT基盤改革を進めているが、これは同社IT部のミッションである「グローバル技術を積極的に取り入れ、迅速に提供すること、またコアインフラとしてIT機能を維持向上させつつ、進化可能領域のIT化を通じて経営に貢献する」という考えに基づいたものだ。