既存のネットワークインフラを生かしつつ、コストを抑えて高速なファイル共有環境を実現
従来ファイル共有環境を実現するには、それなりのコストが必要な高速FCベースのSANストレージ環境を構築するか、コスト的なメリットはあるものの、速度の遅いNASで共有を実現するか、どちらかの選択肢を選ばなくてはなりませんでした。
metaSAN iSCSIは、iSCSIターゲットのボリュームを複数サーバーで共有することができます。つまり、metaSANが提供するSANストレージ共有をギガビットイーサネットを使った環境で低価格に構築することが可能となります。
既存のネットワークインフラを生かしつつ、コストを抑えて高速なファイル共有環境を実現したい場合に有効なソリューションです 。
metaSAN iSCSIは、第3の選択肢として、iSCSI固有の低レベルのプロトコルを活用することで、ギガビットイーサネットをより効率的に使用、NAS環境と変わらないコストでSAN共有ストレージメリットを得ることができます。
metaSAN iSCSIは標準のiSCSIイニシエータ(コンピュータ)間の同時アクセスを調整することで、データの破損を防ぎます。また、ハードウェア/ソフトウェ アに依存していないため技術面、予算面の双方の観点からも特定のワークフローに落とし込むことが容易で、ニーズに応じたSAN環境へとカスタマイズするこ とができます。
metaSAN iSCSIは、Webサーバー、Microsoftクラスタサービス、VMware仮想マシンへフェイルオーバー機能を提供することも可能です。
metaSAN iSCSIが提供する柔軟かつ高速なSANの共有ストレージ環境は、フィルム、ビデオや放送などのデジタルコンテンツ編集を行うような大きなファイルの取扱い環境に適しています。
metaSAN iSCSI 構成例、システム要件
→http://www.metasan.jp/metasan_iscsi.html