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データセンターを変革するHVDCとは?
直流給電とは、サーバーなどのIT機器への電力供給をUPSを介した交流(AC)ではなく、直流(DC)で行なう電力供給方式を指す。
従来のデータセンターでは、変圧器からACで取り込まれた電力をUPS(無停電電源装置)でDCに変換して蓄電されたのち、ACに変換し直して、 サーバーなどの電源ユニットに供給していた。サーバーの電源ユニットではこのACの電力をさらにDCに変換し、マザーボード上のCPUやメモリ、HDDな どの各部品に供給していたわけだ。しかし、こうした従来の供給方法ではACとDCの変換ロスが発生し、電力効率は60~80%にまで下がってしまう。もち ろん、変換で無駄になった電力エネルギーは熱として排出されるため、これを冷却するためにコストがかかるという無駄につながる。また、変換効率のロスだけ ではなく、コスト面でもUPSなどの装置の負担は大きい。「本来、データセンターはサーバーが主役なのに、コスト面ではUPSが主役のよう。冷却すら必要 になり、熱効率面でもよくない」(村氏)という。... 続きを読む
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2011/12/07
さくら石狩HVDCプロジェクトで実証!直流給電の実力とは?
10:14
MIC Associates