2011/10/26

SAN/LANコンバージェンスがもたらす利益と実施の注意点

作業自体は単純だが、よく見通しを立ててから実施すること

最近は、SAN(Storage Area Network)とLAN(Local Area Network)のコンバージェンス(統合)を備えるSANスイッチ、LANスイッチが増えている。データセンター管理者にとっては、SAN/LANコン バージェンスのメリットは明らかだが、実施に当たってはどのような留意点があるだろうか。 ...中略...

簡単な統合が大きなメリットをもたらす
スイッチの台数を減らすことは、即、コスト削減というメリットを生み出す。1つのスイッチを維持するための年間コストはおよそ3,000ドルであ る。コンバージェンスによって、このような支出の半分は取り除くことができる。さらに、電力や冷却のコスト、管理コストも削減できる。
さらに、多くの場合に見逃されるメリットが、サーバに接続されているケーブル数の削減である。サーバには、各種スピード・リンク、仮想LANリン ク、冗長性リンクやSANリンクなどのためのケーブルが、何本も(8本、10本、あるいはそれ以上)接続されている。コンバージェンスにより、たった2本 のケーブルで同等のトラフィックをサポートできる。ケーブル配線が簡素化されれば、データセンター・スイッチの取り扱いが大幅に容易になる。
加えて、1Gbps(ギガビット/秒)の接続を10Gbpsにアップグレードすることで、ネットワーク・スピードも向上する。 ...

コンピュータワールド -
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