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2011年の後半、記憶装置の代表格であるハードディスク(HDD)の生産は、タイの工業地帯で起きた洪水の多大な影響を受けた。2012年のHDDの動向は、この洪水被害からいかに回復するかに左右される。
2011年12月の時点で、洪水の被害は峠を越えた(図1)。組み立て工場が浸水したHDDメーカーのウエスタンデジタルでは、一部の操業を再開してい
る。HDDの部品メーカーも多くが生産を再開。データの読み書きをするヘッドを含む「スライダー」を現地で製造するTDKは「代替生産や、ほかの工場の稼
働率を上げることで、必要とされる量は確保可能になった」(ヘッドビジネスグループ事業戦略グループリーダーの有村健一郎氏)という。
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http://pc.nikkeibp.co.jp/article/basic/20120116/1040355/
2012/02/21
[ハードディスク編]洪水の影響は解消、大容量・高機能化が進む
12:09
MIC Associates