ITmedia エンタープライズ -
日本のIT産業に元気がなくなって、10年以上も経ってしまった。大手ITベンダーを頂点とする多重下請構造を破壊し、人月ベースの労働集約に代わ
るビジネスモデルを構築しなければ、日本のIT産業は衰退の一途をたどる、と言われていた。だが、この10年、状況は変わっていない。否、どんどん悪化しているように思える。
ある経営コンサルタントは「日本は二流のIT企業がユーザーのIT活用を支援している。これでグローバル競争に勝てるのだろうか」と、日本のIT
産業の問題点を指摘する。実際、受託ソフト開発に重点を置いた日本のIT企業に見切りをつけるユーザー企業が出てきている。その一方で、グーグルやアマゾ
ン、セールスフォース・ドットコムなど新興勢力が日本市場でユーザーを増やしている。IBMやオラクルなど既存勢力も新しいソフトやサービスを投入し、市
場シェアを拡大させる。... 続きを読む
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1201/31/news002.html
2012/01/20
田中克己の「ニッポンのIT企業」:IT産業に構造変革が起きる日
11:34
MIC Associates