2011/12/13

ビッグデータを迎え撃て…超高速化する「バッチ処理」 - 次代を担う新型IT

ITpro -
本連載では、情報システムの次代を担うITの7大トレンドを順次紹介していく。今回は、分散処理の徹底によって超高速化を狙う最新の「バッチ処理」技術を見ていこう。

【分散バッチ処理】 Hadoop型の分散処理で、バッチを超高速化
銀行の勘定系システムなどに採用され、古くからよく知られるバッチ処理は、今や、情報システムの最先端分野だ。多くのコンピュータメーカーが提供 していた独自仕様のメインフレームから現在主流のパソコンサーバーに至るまで綿々と続くバッチ処理をオープンソース・ソフトウエアに委ね、しかも分散処理 を徹底することが大きなトレンドになりつつある。

西鉄ストアは、オープンソースの分散バッチ処理ソフト「Hadoop(ハドゥープ)」を使った基幹業務システムを2011年9月末に稼働させる。 店舗から集まるPOS(販売時点情報管理)データの集計・分析から会計までを担うシステムで、「4〜5時間を要していたバッチ処理を、20〜30分に短縮 できる」(構築を受注したウルシステムズの神林飛志取締役*)。システム刷新後は夜を徹したバッチ処理が、閉店後の短時間で終わるはずだ。... 続きを読む

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111129/375169/?top_sp4

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