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クラウドはそもそも、ユーザーのシステム運用負荷を下げられることがメリット。そのため、信頼性についてはある程度の割り切りが必要だ。それでも、クラウドの仕組みを知って、起こりうる障害に明示的に手を打てば、大きなトラブルを避けることができる。
これまで述べてきたように、クラウドの障害は「ストレージ障害」「仮想マシン障害」「データセンター設備障害」の三つに分類できる。利用者はこれらの障害が発生することを前提として、障害予防策を講じるべきだ。
例えば、ストレージ障害に備えて、データを定期的にバックアップする。仮想マシンの障害に備え、あらかじめ仮想マシンを複数台用意してクラスター構成に
しておく。このような構成にしておけば、仮想マシンが異常終了した場合でも、別の仮想マシンに処理を引き継げる。データセンターの設備障害に備えるなら、
異なるデータセンターにデータをバックアップしておく。... 続きを読む
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111122/374829/
2011/11/30
クラウドは「障害が起こる」前提で使う - クラウドのトラブル
11:25
MIC Associates