マイナビニュース-
前回までに、IT-BCP(IT Business Continuity Plan)の重要性と策定方法、そして、それを実現するための柱となるシステム障害復旧と情報セキュリティ対策について述べてきた。今回は、IT-BCP の「現実解」として、仮想化とクラウド・コンピューティングの活用を取り上げる。
IT-BCPを容易にする仮想化技術
これまでに述べてきたように、IT-BCPを策定し、実施するためには、災害やサイバー攻撃、人為的ミスなどに伴って発生するシステム障害への対応 をはじめ、情報漏洩対策や節電といったCRS(企業の社会的責任)にかかわる対応、大規模停電による交通機関の麻痺や新型インフルエンザの流行などに対応 するためのリモート・オフィス環境の構築など、さまざまな対策を検討しなければならない。
こうした対策を実施するためには、情報システムの二重化やクラスタ化による耐障害性の確保、リモート・アクセス基盤の整備などを行う必要があるが、一般の企業や中小規模の企業にとって、これらの取り組みは、コスト的にも技術的にも困難な課題となる。... 続きを読む
http://news.mynavi.jp/column/bcp/003/index.html
2012/01/26
【コラム】IT-BCPの"現実解" (3) 仮想化/クラウド技術の活用
11:26
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