2012/03/16

なぜ「キー・バリュー型データストア」が注目されるのか

ITpro -
クラウドに欠かせないのがスケーラビリティ、つまり大量の処理への対応です。そのためには、大量のマシンに処理を分散させる「スケールアウト」の方 法が使われます。扱うデータの形式も、分散処理にふさわしい「キー・バリュー(key-value)」が主流です。前回で解説した「MapReduce」 もkeyとvalue形式でデータを扱いますし、データベースにも「分散キー・バリュー型データストア」(以下単にkey-valueストアと呼ぶ)とい う技術が採用されるようになりつつあります。Googleの「BigTable」もそうです。

特にデータベースの世界では従来、MySQLなどのリレーショナルデータベース(RDB)が一般に用いられていました。しかしRDBは、データの一貫性 などを重視するために分散処理がしにくいという欠点があります。そのためGoogleやAmazon.comだけでなく、SNSを手がける企業などが続々 といわゆる「NoSQL」という、RDBとは異なる新しい種類のデータベースに移行しています。key-valueストアもNoSQLの一つという位置づ けです。... 続きを読む

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120306/384806/

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