朝日新聞 -
ＮＥＣと米ＩＢＭは適切な通信経路を自動で選択できる次世代ネットワーク機器事業で提携する。月内にも発表する見通し。ネットワークを集中制御でき
る「オープンフロー」と呼ぶ新技術の活用で両社の思惑が一致。第１弾としてネットワークの中核となるコントローラーをＮＥＣがＩＢＭにＯＥＭ（相手先ブランド）供給する。オープンフローは米シスコ・システムズが優位にある現行の自律分散型ネットワークを一変させる潜在力がある。ＩＢＭが後押しすることで業界の勢力地図が塗り変わる可能性がある。
従来の自律分散型で通信経路を切り替えるスイッチに一体化されていた経路制御機能を分離し、ネットワーク全体を集中監視して通信データ量などに応じて適
切な通信経路を指定する。ＮＥＣとＩＢＭはまずデータセンター（ＤＣ）間の接続や企業向けネットワーク構築などにオープンフローを活用する方針だ。必要に
応じて機器のＯＥＭ以外でも相互に協力することが予想される。... 続きを読む
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201201250008.html
2012/01/25
ＮＥＣ、ＩＢＭと次世代ネット機器事業で提携−集中制御へ転換、思惑一致
