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2011フォーラムにて11月21日、慶應義塾大学大学院中村伊知哉教授による「教育クラウド〜デジタル教科書最前線」と題した基調講演が行われた。中村
氏は、デジタル教科書教材協議会(DiTT:ディット)の事務局長としての活動も行っているが、日本での状況や各国との比較を交えながら、普及への課題の解説と取り組みを紹介した。
◆100年前と変わらぬ教育ツール
講演はまず、150年前の医者が現代の病院にやってきたとしたらどうだろうか。恐らく道具や治療方法の違いに驚くに違いない。オフィスワークについても
同様だろう。という話から始まった。しかし、「100年前の教室で考えてみてほしい。机と椅子があり黒板と教科書、ノートで授業を行うという点は変化して
いない」と述べる。さらに、昔学校にはピアノや顕微鏡など子供たちがワクワクするような教材や設備が整っており、学校でしか触れないものが多数存在してい
たが、現在、パソコンや最先端の情報機器などはむしろ家庭にあり、学校にはない。 ... 続きを読む
http://response.jp/article/2011/11/22/165805.html
2011/11/24
[デジタル教科書]日本の課題は誤解と予算
11:32
MIC Associates