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年末年始の挨拶で、私はいくつかのベンダーの方に「2012年に流行るモノについて、他のメディアはなんと言ってますか?」と聞いてみた。そうする
と、やはり「ビッグデータ」という答えが返ってきた。ここでは、聞きかじり知識で2012年のキーワードとなったビッグデータの定義づけを試してみよう。
ビッグデータの教科書的な解釈
ビッグデータの定義は難しい。現象としてのビッグデータは、大河原克行氏の「ビッグデータは我々になにをもたらすのか?」で 書かれているような情報爆発の状態を指す。インターネットのユーザーや端末数の増加、TwitterやFacebookで扱われているデータ量、そして人 類が作り出した「ゼタバイト」という単位のデータについて、「東京ドーム何個分」的な考察が繰り広げられる。これに関しては、IPv6のアドレス数と同じ く、実感しようとしても無理なので、「未曾有の量ですね!」と慨嘆しておけばよいだろう。... 続きを読むhttp://ascii.jp/elem/000/000/665/665515/